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愛媛の底辺音ゲーマーのブログ
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読んでない人は若干ネタバレ含むかも
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※所々日本語おかしいと思います
※痛いです



もぞもぞ…
「ん…」
もぞもぞ…
「んん?」
もぞもぞ…
「何か…いるのか?」
俺は布団を捲ってみた。
「ん…?」
そこには見た目十歳程度の少女が。
背中には身長の割に合わない大きな黒い翼。
俺は驚いて尻餅をついてしまった。
「あなたは誰?」
それはこっちのセリフだと突っ込みたかったが
学校もあるし余計な時間は使いたくなかったので敢えて後回しにしておこう。
「俺は紅にゅぅ」
「ふーん…にゅぅねぇ…変な名前」
にゅぅ「…」
時間が無いので反論もしない。
兎に角急いで学校の支度をしなければ。
にゅぅ「まぁ事情はよくわからないけど俺は学校に行ってくるから大人しくこの部屋で待ってて」
「学校って何?」
にゅぅ「え…いや学校って何って何?」
「だから学校って何?」
まさか学校を知らないのか…。
あぁ!こんなことをしている間にも時間が過ぎて行く!
にゅぅ「説明は帰ってからだ!俺が帰ってくるまでこの部屋を出るなよ!絶対だぞ!」
なんというフラグ…(オイ


にゅぅ「あぁ…やべぇこれは急がないと…」
俺は手元の時計を確認しながら独りで呟く。
「急いでるんなら連れていってあげないことも無いわね」
上を見るとさっきの少女が。念の為鍵閉めてたのになんでここにいるんだ。
そもそもなんで通りすがる人々は空飛ぶ少女を見て何も思わないのだろうか?
「窓の鍵開いてたわよ」
ぬかった。
にゅぅ「でも連れて行くって…女の子にそんなことやらせるにはちょっと」
「貴方私の力なめてるでしょ」
と言っても会ってからまだ30分も経ってないのに力量なんてわかるわけがない。
しかし時間が無い…この際お言葉に甘えるか。
にゅぅ「じゃぁ連れていってもらおうかな」
「じゃ、じゃぁ私の手を握って…離さないでよ」
一瞬顔を赤らめていたような…気のせいか。
にゅぅ「あ、あぁ」
「行くわよ」


…速すぎる。1kmはあったのに10秒もかかってない。
「言うの忘れてたわ。私の姿は選ばれた人間と幻想郷の住人しか見ることが出来ない」
「正確にはちょっと違うけれど簡単に説明すればそうなるわね」
幻想郷…?選ばれた人間…?全く意味がわからない。
にゅぅ「…」
勿論学校なので返答することが出来ない。それは少女も理解してくれているようだったが。

学校で少女が自分のことについて、何故ここに居るか等を話してくれた。
名はレミリア・スカーレットと言うそうだ。
ここに居る理由はただの暇つぶし…らしいがどうやら他に何か理由がありそう。
幻想郷についても語ってくれて、紅魔館というところに住んでいるとか。
妹が一人居るそうで名はフランドールというらしい。年齢は495歳…ん?
にゅぅ「質問しても構わないか?」
レミリア「何よ?」
にゅぅ「妹が495歳ということはレミリアは何歳?」
レミリア「レディに年齢を聞くとは失礼ね」
人の年齢言っておいて何を言ってるんだこの子は。
まぁフランドールに会えたら聞いてみるか。


学校ではレミリアの話をずっと聞いていたので授業なんか全く頭に入っていない。
まぁ元々頭の良い方ではないし別に気にもしてないのだが。
これからまだまだ聞きたいことが山ほどあるのでまた連れていってもらおうかと思っていたが
レミリア「行きだけでも楽になったんだから感謝しなさい」
とかいって先に帰っちまったし。
にゅぅ「ふぅ…これから先の生活どうなるんだろうな…」
とか一人で呟きながら帰路についた。
帰り道誰かにつけられていたような…まぁこれも気のせいだろう。



取り敢えずここまでw
疲れたーw 続きはまた日記のネタが無いときにでもw
にゅぅ「ただいまー」
…返事が返ってこない。まさか幻想郷とやらに挨拶の習慣が無いとか?まさか。
にゅぅ「まぁいいか」
と独りで呟き俺は自分の部屋でゆっくりすることにした。
にゅぅ「することもないし…寝るか!」
布団に手をかけるとそこにはレミリアが。
にゅぅ「…やっぱり可愛いな」
レミリア「スー…スー…」
聞かれてなくて良かった。
…しかし女の子と一緒に寝るのはマズイ。
にゅぅ「出掛けるか」
特に何処に行くかなんて決めてなかったしただブラブラと散歩をすることに。
にゅぅ「…やっぱ付けられてるな」
にゅぅ「(次の曲がり角で待ち伏せてみるか)」
と心のなかで呟き曲がり角を曲ってすぐに角の壁に張り付いた。

「!?」
にゅぅ「…!?」
そこには金髪で背中に奇形の物が生えているこれまた10歳前後の子供が。
「あなた…私が見えてるの?」
にゅぅ「見えてないと思うんならコソコソ付け回すことはしないでほしいんだけどな」
「でも…万が一のこともあるし…それに」
にゅぅ「それに?」
「お姉様が選んだ人だから」
なるほど。この娘がフランドールか。
でも…あれ?フランドールは紅魔館に置いてきたとか言ってなかったか?
にゅぅ「レミリアから聞いた話だけどフランドールは紅魔館で留守番してるとか言ってたぞ?」
フラン「フランで構わないよ」
にゅぅ「そうか…じゃぁフラン」
フラン「うん。お姉様には大人しく留守番してろって言われたけど退屈だったから」
そんな理由でか。
フラン「後お姉様の運命の人がどんな人か気になっちゃって」
…運命の人?なにを言ってるんだこの娘は。
にゅぅ「それは…俺のことか?」
フラン「そうじゃないとこんな話ししてないよ」
まぁ確かにそうか。というか何故俺なんだ。嬉しいのやら悲しいのやら…。
そもそもこの娘はなんで運命の人が俺だと知っているんだ。
フラン「お姉様はずっと前からあなたの事好きだったみたいよ」
にゅぅ「ゲホッ」
不意打ちを喰らった。いやいやまさか冗談だろ?
フラン「幻想郷と人間の世には”スキマ”というものがあってね」
ほう、”隙間”と来たか。
フラン「で、そのスキマを行き来出来るのが八雲紫(ヤクモ ユカリ)っていう妖怪だけなの」
フラン「お姉様は紫に頼んでたまにこっちの世界に来てたんだけど…」
フラン「そのときにあなたに会って好きになってしまったみたい」
俺の何処に好きになる要素があるんだか…
フラン「そこでまた紫に頼んでこっちに来て、お姉様の能力を使ってあなたの所に居るという訳なの」
にゅぅ「能力?」
フラン「うーん…普通の人間には説明しても理解出来ないと思うなー」
にゅぅ「そう?ならいいよ」
まぁ確かに複雑そうだが。
にゅぅ「立ち話もなんだし俺の家来る?」
フラン「え…でもお姉様が」
にゅぅ「大丈夫だって」
半ば強引に家まで連れてきた。

にゅぅ「ただいまー」
フラン「お邪魔しm…ってお兄ちゃんの家広ーい!」
…今なんとおっしゃいました?
フラン「どうせお姉様と結婚するんでしょ?だったらお兄ちゃんじゃない!」
おいおいおい、話が飛躍しすぎてるぞ。まぁ悪い気はしないが。
レミリア「騒がしいわね」
にゅぅ「あぁ、起きてたのか」
レミリア「!? フランなんでここにいるのよ!」
フラン「どうしてそんなに怒ってるの?」
レミリア「べ、別に理由なんてないわよっ!」
フラン「あー!お姉様お兄ちゃんと2人でイチャイチャしたかったんでしょ!」
レミリア「そそそんな訳ないじゃない!こんな奴となんて一緒に暮らしたくも無いわっ!」
おいおい、それは流石に言い過ぎだろう。
フラン「あー!お姉様顔真っ赤だよ!照れてるのかな?」
レミリア「もう!フラン!いい加減にしなさい!」
フラン「もうお姉様この際だから言っちゃいなよ」
レミリア「(そ、そんなこと恥ずかしくて出来る訳ないじゃない!)な、何のことかしら?」
フラン「私が言っちゃっても良いのかな?」
レミリア「もう…フランのバカ…」
フラン「さぁお姉様勇気を振り絞っていってみよー!」
この娘は姉をからかっているのか?
レミリア「ね、ねぇ!」
レミリアが急にこっちを向いて腕を掴んできた。
にゅぅ「…何?」
レミリア「わ、私と…結婚しなさいっ!」
ちょっと待て。いくらなんでもこれは急展開過ぎるだろ。そもそも結婚って。
レミリア「…」
うわぁヤバイ泣きそうになってる。その顔も可愛くてニヤけてしまいそうだけど。
レミリア「うっ…グスン…ひっく…」
え、いやいや待て待て待て。まだ何も言ってないぞ。
にゅぅ「な、泣くなって…」
フラン「あー!お兄ちゃん泣かせたー!」
レミリア「うぇぇぇぇぇん…」
これはマズイ。でも…決して嫌じゃないんだ…。嫌じゃないんだけど…。
にゅぅ「レミリア」
レミリア「…」
にゅぅ「悪いけど…それは出来ない」
レミリア「もう…いいわよ…あなたなんて」
にゅぅ「違う!レミリアが嫌いなわけじゃないんだ!」
レミリア「そういうのやめてくれる…?口だけなら何とでも言えるのよ…」
にゅぅ「だから違うんだって!」
俺はレミリアの肩を掴んで振り向かせて口づけをした。
レミリア「…!?」
フラン「うわぁ…凄い」
初めてのキス。人(?)の唇の温かさと味を初めて知った。
にゅぅ「俺は…レミリアのことが好きだ。でも…まだ結婚するなんて安易に決めれない」
にゅぅ「まだ…時間はあるんだ。ゆっくりでいいじゃないか」
レミリア「ホントに…私が好きなの?」
にゅぅ「あぁ、嘘はついてない」
レミリア「と、当然よね!私ほど可愛い女なんてそうそういないものね!」
なんという切り替えの速さ…。
にゅぅ「そうだな」
フラン「お姉様おめでとー!」
レミリア「…大好きよ…」
にゅぅ「え?」
レミリア「な、何でもないわ」
フラン「お姉様を幸せにしないとあたしが怒るんだからね!」
にゅぅ「大丈夫だよ…。レミリアは俺が幸せにする」






にゅぅ「さて、今からどうする?」
フラン「お腹すいたー!」
にゅぅ「レミリアは?」
レミリア「私もお腹すいたわ」
ほう。吸血鬼もご飯は食べるんだな。
にゅぅ「じゃぁご飯食べに行こうか。2人は何が好き?」
レミフラ「お肉」
にゅぅ「わかった」

徒歩10分。焼肉屋に到着。
にゅぅ「なんでもいいから頼んで」
レミリア「牛って何?」
フラン「豚ってなぁに?」
何を言ってるんだこの子たちは…。
レミリア「人の肉は無いのかしら」
フラン「飲み物に血が無いじゃん!」
…なるほど。肉っていうのは人の肉のことか。
そう考えたら今生きてるだけ幸せなのかも。
にゅぅ「牛肉とか豚肉とかも美味しいから食べてみなよ」
レミリア「あなたがそういうなら食べてあげるわ」
フラン「でも飲み物がー…」
血…トマトジュースでいいかな?
にゅぅ「すみませーん」

レミリア「これが牛の肉なのね?」
にゅぅ「うん」
フラン「うわー!血だー!きゃっほー!ありがとうお兄ちゃん!」
にゅぅ「う、うん」
まぁ炭酸飲料でもアルコールが入っていると思えば酔えるらしいし…
多分大丈夫だろう。
レミリア「…美味しくないわね」
焼いてから食べるものだぞそれは。
にゅぅ「肉は焼いてから食べるんだよ」
レミリア「初耳ね」
そうでしょうね。
フラン「うわー!こっちの血って味違うんだね!」
…まぁ血だと思ってくれてるんならそれでいいか。
にゅぅ「…はい」
レミリア「これが焼いた奴かしら」
にゅぅ「うん。まぁ食べてみて」
にゅぅ「フランも食べてみなよ」
レミリア「…まぁ不味くはないんじゃない?」
フラン「美味しいー!人の肉より美味しいよ!」
フランは素直だなぁ。
にゅぅ「フランは素直でいい子だなぁ、お姉様と違って」
レミリア「…殴られたいのかしら」
にゅぅ「冗談だよ」
こんな会話をしつつ食べ進めていたら俺はお腹いっぱいに。
レミリア「…」
フラン「辛いけど美味しいー!キムチっていうのこれ?」
レミリアは黙々と、フランは食べるものすべてにコメントしながら食べていた。
…しかしよく食べますねお二方。俺の財布の心配をしてくださいよ。
にゅぅ「…よく食べるね2人とも」
レミリア「悪い?」
フラン「だって美味しいもん!」
にゅぅ「…もういいです」
仕方ない。もう財布の中なんて気にしなくて良いや。

30分後…
レミリア「もういいわ」
フラン「美味しかったー!」
こんなに食べて太らないのか?吸血鬼だからあり得るのかも。
にゅぅ「じゃぁ帰ろうか」

帰宅。時計を見ると針が9時を示していた。
にゅぅ「お風呂入ってくる」
レミリア「私も入るわ」
にゅぅ「ゲホッ」
いやいやちょっと待て。流石にそれはマズイだろ。
フラン「私もー!」
にゅぅ「ゲホッゲホッ」
いやいやいや…嬉しくないといえば勿論嘘になるけどさ。
こんな可愛い子たちと一緒にお風呂入るとか絶対理性を保てない自信があるぞ。
レミリア「そんなに嫌なのね」
フラン「一緒に入ろうよぉ」
にゅぅ「嫌じゃ無いけど…なんかこう…一般常識的にだな」
レミリア「どうせ結婚するんだしそんなこと気にする必要ないじゃない」
フラン「兄妹だから気にすることないよー!」
ここまで言われて断ると嫌われそうな気がする。
にゅぅ「仕方ないなぁ…」
はぁ…。大丈夫かな…。

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プロフィール
HN:
にゅぅ
年齢:
29
性別:
女性
誕生日:
1995/03/23
趣味:
音ゲー
自己紹介:
愛媛に住んでる音ゲー大好きな女の子です☆(
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